先日、所用で浅草橋に行きました。
私にとって浅草橋はとても思いで深い街です。
話は25年前にさかのぼりますが、山梨の実家から
東京に引越し2年間をこの地で過ごしました。
当時、父の勤務していた運送会社の集荷場が
浅草橋駅の線路下にあり、私はその2階に住んでいました。
ちょっと環境を説明すると、
・浅草橋駅西口改札出て15秒
・部屋(物置を掃除しただけ)の上はホーム
・玄関はなく集荷場のシャッターから出入り(カギなし)
・出てきた生き物(野良猫・ネズミ・巨大ゴキブリ・ノミ)
・もちろん風呂なしエアコンなし(銭湯は刺青と相撲取り多数)
・深夜になると浮浪者がシャッター前を占拠(短パン一丁の人)
・2軒隣は焼き鳥メインの立ち飲み屋(酔っ払いがうるさい!)
お金がなかったため、夕飯を買おうか銭湯に行こうか
迷ったこともしばしばありました。
一見大げさに書いているように感じるかもしれませんが
すべて事実です!
当時から思っていましたが、よくこの環境に住ませたなと
自分の両親に感服します。
おかげさまで私は強くなりました!
社会人になってからも普通の人より苦労が多かったと自負して
いますし、嫌なこともたくさん経験しましたが、この浅草橋時代と
比較するとたいていのことは乗り越えられます。
今ここで、こんな昔話を書いている私はたぶん幸せなんでしょう。
以上
上記の出来事に興味がある人はガード下で一杯やりながら
話をしたら相当笑えると思います。いや笑わせます!
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